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場作業、衛星運用等を行うシステムインテグレータは日本電気、衛星バスシステムを行うバスインテクレータは東芝、衛星ミッション部の取りまとめを行うミッションインテグレータは日本電気、またシステムダイナミックス、姿勢制御系は三菱電機が担当している。
3.2.2.6開発スケジュール
平成元年から2年にかけて行われた人工衛星に関する日米間の協議の中で、実利用に供される非研究開発衛星は内外無差別の公開調達を行うこととなった。このため、将来の通信放送分野における衛星システムの開発に資するため、同分野の新技術の開発およびその実験・実証を行うことを目的とするCOMETSの開発が計画された。宇宙開発委員会において、平成2年度からの開発着手が認められた。
(1)マスタースケジュール
平成3年に開発を開始し、予備設計に引き続き基本設計を行い平成5年にシステムPDRが実施され、その後詳細設計を行い熱構造モデル、電気モデルの試験結果を評価・解析し平成7年システムCDRを実施した。平成7年からフライトモデルPFMのインテグレーションを開始し、平成8年はシステムプロトフライト試験(PFT)を行っている。COMETS開発のマスタースケジュールを表&Z2−2に示す。

表3.2.2−2 COMETSマスタースケジュール

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